2014年8月16日土曜日

一脚買いました - Velbon Pole Pod Ⅱ

三脚だと、『移動しては設置』 を繰り返すと結構面倒。
そこで、何か良い手はないかと考えました。
閃いたるは、そう!一脚。
早速調べてみると、簡易三脚という一脚があるではありませんか。

その名も、Velbon Pole Pod II




サイズ : [全高]1790mm [縮長]680mm
脚径 : 29mm(ポール部) 21mm(脚部)
本体質量 : 980g
段数 : 4段(ポール部) 2段(脚部)
推奨積載質量 : 1.5kg
雲台取り付けネジ : UNC1/4
雲台取り外し:可

重さは、約1kgとなかなかの重さですが、一脚ですので、安定性の為には、これ位必要なのでしょうね。
重さはあれど、真っ直ぐなので、持ち運びは三脚より、はるかに楽です。
足を開いたままでも、余裕です。
クイックシューが付いている事もあって、持ち運びは非常に快適です。
三脚みたいに、一々足を閉じる必要がありません。
邪魔なら、ちょこっと、そこらに立てておいて(自立)、手持ちで撮影なんてのも素早く出来ます。
これが一番の魅力です。

 
脚は、3段階+αに開きます。 先ずは、収納時。
この状態でも、完全な一脚よりは、安定感があります。


 先ず、1段階。
この開いた状態と閉じた状態との間にロック機構がないので、スムーズに開閉できます。

続いて、2段階。
この状態にするには、ロックスイッチを少しずらす必要があります。




そして、これが3段階。
更に、+α

足を伸ばせば安定性アップ。

更に低い位置の撮影にも対応しています。
自由雲台を外して、ここに付け替えます。

横から見ると、これくらい。
かなり低いです。





ネジを締めるには、コインか何か別のもので締める必要があります。
これが、ちょっと面倒。
手でキュッと閉められるタイプのものにして欲しかったな。




さて、何回か使ってみての使用感ですが、使い勝手は三脚よりはるかに良いです。
移動、設置共に三脚の上を行きます。
水平を取るのも楽ですし、高さ調整の手軽さも三脚の比ではありません。
場所も取らないので、人がいてフラッシュがたけず光量の少ない美術館などでは大変重宝します。
無風の戸外、室内であれば、十分三脚代わりになります。
しかも、場所をとりません。

しかしながら、欠点も幾つかあります。

クイックシューが小さい事からも、どうも、一眼用と言うよりも、ミラーレスやコンデジがメインの様な気がします。
そうかと言って、一眼で使えないというわけではありません。
実際に私は、D5200で使っていますから。
但し、自由雲台ですので、ズームレンズなど重いレンズ使用時は、問題ありです。
例えば、D5200とマクロレンズのAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G や標準ズームレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR とであれば、縦位置でもしっかりと固定出来ますが、望遠ズームであるAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR だと、お辞儀してしまいますので、手を添える必要が出てきます。

また、足が下の方で開き、いわゆる胴長ですので、風にはめっぽう弱いです。
丈を伸ばせば伸ばすほど、安定度は失われていきます。
元々、立場は一脚ですので、手を添えて撮る分には、当然風の中でも問題はありません。
本来以上の力を発揮してくれます。

コツとして、左手をカメラ本体の真上に添えて、真下に向かって押さえつけると安定性が非常によくなります。
また、極端に斜めの場所など、不安定な所では、一脚の開いた足を、自分の足で踏んづけてしまえば、OKです。

買って良かったかと言うと、勿論良かったですよ。
低感度で撮りたくて暗いレンズしか持っていない時、美術館や発表会で暗めの室内での撮影では、三脚の様に人の邪魔になりません。
カメラだけでなくビデオ撮影にも当然使えますので、子供の運動会、発表会などで手ブレさせずに綺麗な映像を残せます。
しかも、脚と脚の間に収まりますので、座席での使用も可能です。

お値段も手頃ですので、一台あると非常に便利だと思います。
おすすめです。

           ↓ 今回紹介した商品は、一番左のコレ。


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